この春、首都圏の体験シーンが動いています
2026年の春は、首都圏で体験型の施設が相次いでオープンする季節になりました。没入型のミュージアム、日本文化を最新技術で再解釈した実験的空間、そして大規模なハンドメイドイベント。「見る」だけでなく「体験する」ことを前提に設計された施設が増えていることは、体験メディアとして嬉しい動きです。
Haretoが注目する、この春の新しい体験スポットをまとめてご紹介します。
MoN Takanawa — 日本文化の実験的ミュージアム(3月28日開館)
高輪ゲートウェイシティに誕生した「MoN Takanawa: The Museum of Narratives」は、伝統文化からマンガ、音楽、宇宙まで、ジャンルを横断する実験的ミュージアムです。JR東日本文化創造財団が運営し、「文化を100年先へつなぐ」をミッションに掲げています。
隈研吾建築都市設計事務所が手がけたらせん状の外観は、それ自体がひとつの体験。館内では、マンガを「読む」から「没入する」に変える「MANGALOGUE」や、明治時代の高輪築堤を最新デジタル技術で再現するプログラムなど、文化の「鑑賞」を「参加」に変えるコンテンツが展開されています。
開館記念テーマは「Life as Culture — 生きるは、ブンカだ」。6月上旬までの期間中、9つのプログラムが順次公開されます。月見テラスの足湯から眺める夜景も、ここでしか味わえない体験です。
施設情報
- 所在地: 東京都港区港南2丁目(JR高輪ゲートウェイ駅直結)
- 開館日: 2026年3月28日
- 公式サイト: montakanawa.jp
ワンダリア横浜 — 没入型体験施設(3月19日オープン)
横浜・関内に誕生した「ワンダリア横浜 Supported by Umios」は、映像・音・香りを組み合わせた6つのゾーンを体感する没入型施設です。DeNAが企画運営し、BASEGATE横浜関内の3・4階に位置しています。
高原の四季、深海への潜水、原生林の擬態、洞窟の闇と光、湖上の大空、都市の景色——それぞれ異なるテーマの空間を歩きながら体験します。「見て楽しむ」のではなく「空間の中に入り込む」設計が特徴で、写真や動画では伝わらない「その場にいる感覚」を大切にしている施設です。
4歳から入場でき、家族連れでも楽しめます。関内駅から徒歩1分というアクセスの良さも魅力です。
施設情報
- 所在地: 神奈川県横浜市中区港町1-1-1 BASEGATE横浜関内 3F・4F
- オープン日: 2026年3月19日
- 料金: 大人2,900円〜、小学生1,500円〜
- 公式サイト: wonderia.jp
東京ハンドメイドマルシェ 2026春(4月18〜19日)
常設施設ではありませんが、700名以上のハンドメイド作家が一堂に会する首都圏最大級のイベントとして注目です。東京ドームシティ プリズムホールで開催され、アクセサリー、フラワー、クラフト、トイなど多彩なジャンルのブースが並びます。
「マルシェの学校」と題したワークショップコーナーでは、作家から直接指導を受けながらオリジナル作品を制作できます。「体験する」という点では、Haretoが普段紹介している工房での体験と通じるものがあります。
GWの直前に開催されるため、GWの体験プランを考えるきっかけにもなるかもしれません。
イベント情報
- 会場: 東京ドームシティ プリズムホール
- 日程: 2026年4月18日(土)〜19日(日)
Haretoとしての視点
これらの新施設やイベントに共通しているのは、「受動的に見る」から「能動的に体験する」への転換を意識していることです。MoN Takanawは文化鑑賞を参加型に変え、ワンダリア横浜は映像体験を空間体験に昇華させ、ハンドメイドマルシェは「買う」だけでなく「作る」を組み込んでいます。
Haretoが評価基準にしている「ものづくり体験」とは異なるジャンルの施設も含まれますが、「身体で感じる体験の価値」が高まっているという私たちの仮説を裏付ける動きだと感じています。
今後もHaretoでは、こうした新しい体験施設の情報をジャーナルでお届けしていきます。気になる施設があれば、ぜひ足を運んでみてください。
本記事の情報は2026年4月8日時点のものです。最新情報は各施設の公式サイトをご確認ください。


